やっぱりツッコミ隊レポ1

 こんにちは

 そのうちそのうちと言ってる間に記憶が消えそうな気がしたので、突っ込みレポを書こうかなと思ったのですが、ちょいとばかし他の皆さんの感想を読みたくて、あちこちうろうろしてきました。ジュンヤさんちのは読ませていただいたんだけど、他にも多分たくさんあるだろうなあと言うことで、うちのブログのアクセスログからたどって、いくつかのブログを読ませていただきました。

 で

 思ったのは、やはり皆さん、考えることはほぼ同じだったなあと。

 まず、シナリオが薄いということ。概ね役者陣の演技、歌についてはかなりの好評だったようですが、シナリオについてはけっこうな辛口のレポが多かったですね。てーか、みんなそんな感じ(^^;

 おもしろいなーと思ったのは、「攻役の役者はガタイがいい」という話がかなりの数のブログで出てきていたことww

 やっぱりそう見えるよねぇw

 何でも29日のアフタートークでは貴水さんが「ケンシロウみたい」と言われていたとか(^^;

 あの衣装のせいもあるとは思うけど。そう言えばあの衣装、携帯サイトの写真を見た方は気づいたと思いますが、あの写真、少し体をひねったようなポーズなんだけど、それだけで脇の下の部分に、横シワが出来てたのね。かなりぴったりした衣装だったと思われます。あの胸の部分のはだけ具合も、最初からあんな感じで作られた衣装だったのかなと(^^;

 肩はムキムキ、髪もブワッと広げてあるし、背は高いしねぇw

 「ケンシロウ」と聞いて、思わず納得してしまったわw

 そのケンシロウみたいな攻の中の人は、今回の舞台の中で、違う役をやるなら皇帝がいいんだとか。んー・・・パッと考えるとすげー軽そうな皇帝になりそうな不安はあるけど、あの体格であの衣装着てドーンと立っていたら、鬼も逃げ出すかも知れませんなw

 しかしそうすると髪はオールバック・・・・?

 ( ̄▽ ̄;

 背の高さだけなら、実は貴水さんより玄武の中の人、加藤さんのほうが高いんですよね。しかし、彼はやはりまだ20代の若者。40代ともなれば体格もしっかり大人の体格として完成してますから(中身はなんとも言えませんがw)同じように鍛えていたとしても、やはり加藤さんのほうが線が細く見えてしまうんだなー。その加藤さん、別な役なら弁天丸がいいそうですw

 なるほどねえ。この物語の中で、数少ない「スタンスのはっきりしている役」かねw

 で、この舞台のあとはどうするのかという質問には、貴水さんは「まだ未公開」と答えたそうな。何が出るかな、何が出るかなw

 というわけで、ちょいとばかしネタバレしたいので、ダーッと行間空けますね。管理人の愚痴やら突っ込みやらいろいろ混ざった雑多なレポですが、よろしければどうぞm(__)m


















 さて、30日の鬼みゅ、誰も見ないようなところばかりチェックしながら見ていたのですが、ラスト近くで攻が死ぬあのシーンでびっくり。攻のものすごい断末魔の叫びで心臓が縮み上がりました><

 あんなの初日も中日もなかったよー。10年くらい寿命が縮んだような気がするよー(;_;)

 台詞とわかっていても、メッチャ胸が痛かった(;_;)

 と、思っていたら、やっぱりなかったようです。少なくとも初日はなかった。なんでもそれは攻の中の人の提案だそうですな。確かに、人間だろうが鬼だろうが、いや、犬だって猫だって、あんな形で死ぬときに黙って死ねるほど辛抱強い奴なんざいないわな(^^;

 あの叫びで、攻の最期がより自然に、そしてより強く印象づけられた気がします。

 とまあ、役者さん達は、皆さん自分の役を全うすべく、いろいろとがんばっていた様子。しかし・・・

 残念ながら、シナリオが今ひとつで、壮大なテーマが上滑りしていた印象がありました。


 そして何より、物語の背景がよーわからん( ̄д ̄;

 私が、3回見て、やっと「こう言うことなのか」とわかった気がするのが、こんな感じでした。

 物語冒頭の玄武や他の鬼達の台詞から、人と鬼との関係は、まだ人が文明も何も持たない頃から長い間、人が食われる側、鬼が食う側という立場が決まっていたようです。しかし、人が進化して、というより数が増えて、知恵をつけて、火を操ったり、集落が生まれたりするようになると、食われることを恐れた人々が、団結して鬼に立ち向かったと。そこで鬼と人との間に争いが生まれ、今に至るまでつづいている。そして今回の舞台の背景となるのが「400年前に起きた鬼と人との戦い」

 この戦いで、鬼の王青龍が人と和平を結ぼうとしていたことと、玄武と白虎が、人との戦いで自分が持つ力(玄武が大地、白虎が風)を使おうとはしなかったことは、物語のあとのほうになって朱雀が阿国に語る話。当時の青龍は結局人に欺かれて殺され、王を失った鬼達は人に殺されて数を減らし、北家の長玄武、南家の長朱雀や、他の鬼達は石像に姿を変えて眠りにつくことを余儀なくされた。その戦いの中で、人間側に寝返った西家の長白虎と、白虎を幼い頃から守り育ててきた西家の参謀攻の2人だけが鬼として生き残り、400年の間「鬼族の残党」として恐れられさげすまれながらも、2人で肩を寄せ合って生きてきた。そしてこの時代に若き皇帝と出会い、その志に共感して彼に仕えることになった。

 実はここの管理人、攻と白虎が人間側についたのは、400年後の今ではないかと思ってました。公演が始まる前に公式ブログで出ていた情報を読んだり、初日に見たあともそう思っていたのですが・・・・

 ところが、もしもそうだとすると、朱雀と攻の会話に大きな矛盾が起きるのです。朱雀は攻に、あからさまな憎しみの目を向けてこう言います

「死にゆく仲間を見殺しにして、人間に寝返った攻」

 物語の冒頭、攻が皇帝に戦況の報告に来たとき、部下が次々に駆け込んできて、モンゴルや高麗の石像が盗まれたと言う知らせをもたらすのですが、高麗が朱雀、モンゴルが玄武、それぞれが復活して姿を消したのがこの時。復活したばかりの彼らに、白虎と攻が今どんな状態にあるかなんてわからないですよね。しかし、朱雀ははっきりと攻を「裏切り者」と罵っている、そして戦いの最中に「400年前のようには行かぬ」と言い放つので、西家が人間側に寝返ったのは、400年前の戦いの時、そしてそのときに人間側に西家を導いたのが攻であると言うことなんだと、3回目にやっと理解しました(^^;

 さてその400年前、玄武の台詞から察するに、どうやら青龍と白虎は愛し合っていたらしい。2人が出会ったとき、2人ともお互いの声を「なぜか懐かしい」と言います。

 しかし!

 この2人が400年前も愛し合っていたと思われる話が出てくるのは、以前の記事にも書いたとおり、この時の2人の台詞と、玄武の「時を越えて惹かれ合うのならば」という台詞のみ。2人が逃げている最中もそんな話はまったく出てこないし、結局最後の最後まで、この設定は何一つ生かされないまま(--;

 しかも、物語始めのほう、青龍復活を阻止するために、迷いなく「この手で葬る」というようなことを白虎が言うあたりも、死んだとは言え昔は好きだった女性のことなのに、何の葛藤もないのかなあと(^^;

 皇帝や攻の前ではきっぱりと言っていても、心のどこかに何かしらの迷いや葛藤がある、と言うところが見え隠れでもしたならば、この白虎という人物像(鬼だけどw)も、もう少し深みが出たような気がします。

 この「400年前の戦い」で起きたことが、劇中で台詞の中にちらほら出てくる以外に何の情報もないので、物語に入り込めないんですよ。せめてパンフレットにでも、400年前に起きた戦いの概要や、そこで起きた当時の悲劇、そして今に至るまでの軌跡などをきちんと書いていてくれたら、多少なりとも話が見えたんじゃないかと思うんですよねぇ。じゃなきゃ、物語冒頭から登場する玄武の台詞をもう少し増やして、400年前の話をちょっと語ってもらうとかさ。

 もしかしたら、400年前の話も物語のネタバレという位置づけで、話が進むにつれて少しずつ出てくるというのを狙ったのかも知れないけど、それにしては情報が少なすぎて、もやもやした感じを引きずったまま物語が進行していったような印象がありました。

 今まで貴水さんの舞台を見るために何度も劇場には足を運んでますが、2008年の森の石松、2009年の令嬢と召使い、グッバイ、チャーリー、どれを取っても、パンフレットにはストーリーがきちんと書いてありました。今回のパンフは、概要もほんと大まかすぎる程度しか出ていないし、各キャラの人物紹介もなんかはっきりしない。白虎の紹介を見てみましたが「西家は人間に滅ぼされた」と書いてあります。しかし滅ぼされたというのなら、それは南家も北家も東家も同じこと。青龍は殺されたからだとしても、玄武も朱雀も他の鬼達も石像に姿を変えて眠りにつかなければならなかったというのに、なぜ攻と白虎だけが人の世で普通に暮らせているのか、その説明も、どこにも出てきません。皇帝が言う「2人きりで人の世で肩を寄せ合って生きてきた」という下りや、攻の「鬼族の残党と恐れられさげすまれてきた、俺達」という言葉だけでは、説明とは言えないと思います。

 とにかく、説明が足りない。バックボーンがはっきりと見えない!><

 しかし、本筋のほうは、物語としてはそれなりに楽しめたので、これで話の背景がしっかりと伝わっていたら、見た人達の印象もまた変わっていたんじゃなかろうかと、そんなことを考えました。

 ま、今回はこんなところで。他にもいろいろ突っ込みどころはたくさんあるので、それはまたおいおい( ̄▽ ̄;

 おいおいとかいいながら、また明日あたり書きそうな気はするんだけども(^^;

 

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