奇妙な隣人

 こんにちは

 ずいぶんと長い間ぽや~~~ん、としていたのだなあと気づいた4月30日の管理人です( ̄▽ ̄;

 レビューブログなどはたまに書いたりしているので、何でここだけこんなにほっといてしまったのかよくよく考えていたのですが、どうやら書きかけの記事が一つあって、それが途中で止まっていたのでそれっきりになっていたらしいです(^^;

 先月掲載した「フクシマの小規模な現実」についてコメントをいただきまして、放射能に怯えているのは誰でも同じだなあなんて事を考えていた、震災一年から少し過ぎた頃の事、小規模でないフクシマの現実について書こうと思っていたのですが、震災1周年の報道でいささかうんざりして、何となく目を逸らしていたのかも知れないこの一ヶ月。取りあえずそれを終わらせるべくやっと腰を上げました(^^;ゞ

 ま、今でよかったかもね。うざったい報道にいらついているときだったら、もっと過激な文章になっていたような気がするので( ̄▽ ̄;

 先月書いた記事のタイトルの「小規模な」というのは、個人の生活レベルの話だからそう書いたのであって、放射能汚染の問題が小規模だと言うことではありません、念のため(^^;

 ちなみに「(小規模ではない)フクシマの現実」とはどんなのかというと、事故後初めて報道陣に公開された東京電力福島第一原子力発電所の現状。現状と言うより、未だに「惨状」と言った方がぴったり来るほどのひどいありさまでしたが、その中で「3号機の周辺放射線量は、毎時1,500マイクロシーベルト」という状態。未だに放射能は少しずつ拡散しています。最初の事故の時のように一気にドカンと行かないので、各地の線量は横ばい状態ですが、風に乗って少しずつ地球上にばらまかれ続けていることになります。まあ風に乗ってと言うよりも、地球は自転しているんだから一気に拡散された大気中の放射性物質は、とっくに世界中に飛んでいったわけだ(^^;

 この状態の中で、事故の収束に向けて作業員の皆さんが必死に働いています。しかもすでに規定の被曝量に達して現場を離れる人がだいぶ出ているという話ですから、いずれ第一原発で廃炉に向けての作業に従事できる人がいなくなってしまうのではないかと危惧されているそうです。これはかなり現実的で切羽詰まった問題です。第一原発の廃炉が決定しているのは今のところ1~4号機。ここはもう「廃止」として決定されましたから、あとは燃料取り出して解体して更地にして・・・

 さて、何十年後の事やら( ̄д ̄;

 もっとも、廃止が決定されていない5号機と6号機、さらに第二原発については政府も東電も未だ色気を見せているようですから、そのうち再開しようなんて言い出すバカが出てくると思われます。他の原発立地では選挙で原発反対を唱えた候補が大敗したそうですが、まあ今の状態で廃炉にされてしまったら雇用がなくなるとか、お金が入ってこなくなるとか、誰だってそれを考える。それを責める気はないです。ただ、1回事故が起きたら、まずそこに住めなくなるから、たとえば原発が存続したところで、そこまで仕事に行けないよ( ̄д ̄;
 家を出てとにかく避難しなくちゃならなくなって、生活をめちゃくちゃにされたら、いくらお金をもらっても見合わない。

 まあ、廃炉にすると言うのは簡単だけど、誰がやるのかって事ですかね。たとえば福島第一の5号機と6号機、さらに第二原発4機、それらを全部廃炉にするとして、それだけでも相当数の作業員が必要です。みんな一定量の被曝したら現場から離れなきゃならないわけだから、他の人連れてこなくちゃならないんだよね。ということは、全国の原発54基をすべて廃炉にするには、完全に作業員が足りない。しかも誰でも出来る仕事ではないので、どうやって作業員を確保するか、どうやって作業員の身の安全を確保するかが最重要課題と言うことになります。下手すりゃ原発廃炉のために1億玉砕なんてことにもなりかねない。ばかばかしいとは思っても、作業員が次々に被曝していく現状では、それも絶対に現実とはならないと言い切れないような気がして怖いわ( ̄д ̄;

 ここの管理人はずっと前から、震災前から原発には反対の立場だけど、人身御供を差し出してあとは知らんふりってのはやっぱ身勝手だと思うんだよ。この世に原発がなくなっても、人もいなくなってしまうのでは何の意味もないではないですか。再生エネルギーへの転換というのは賛成だけど、廃炉は廃炉で慎重に時間をかけて取り組まなければならない問題だと考えています。

時事ドットコム:作業員延べ66万人、5人死亡=100ミリ超被ばく169人-東電
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201112/2011121600937&g=soc


 こちらは時事ドットコムの記事。今までに原発の作業に携わった人が延べ66万人、その中で、津波で亡くなった東電社員2人と、その他に過酷な労働状況で亡くなった方が3人。ここで亡くなればだれしも「実は大量被曝で亡くなったのでは」と疑うところでしょうが、放射能より先に過労死しますよ、あれじゃ( ̄д ̄;

 報道された原発の実態がごく一部のものだとしても、それでも充分劣悪すぎる環境ですからね・・・。亡くなった皆さんのご冥福をお祈りいたします。

 というわけで、これがフクシマの現実なんです。未だに原発には近づくだけで命がけ。いかに原子炉が冷温停止状態にあるとしても、この状態で収束宣言などとほざいたアホな政治家をぶん殴ってやりたいと思っているのは、私だけではないはず。

 しかし

 どんな落とし前をその連中につけさせようとも、これからはもうずっと、放射能と向き合って暮らしていくしかないわけです。大規模なフクシマの現実には、私達は直接関わることが出来ません。ならば、小規模な、1人1人の生活のレベルで何とかしていくしかないのではないか。とまあ、管理人はそう思ったわけです。

 幸いにも管理人の住む地域は線量が低いです。逆に、福島から遠く離れているのに何でこんなに高いの?と言う場所もあります。全国的に福島からの避難者を受け入れてくれる自治体はありますが、全国的に謂われない差別を受けている福島県民がいるのも事実。確かに放射能は怖い。こりゃ誰だって当たり前。見えないし匂わないし、感じることすら出来ないわけですからね。

 だけど、だからって自分達の身を守るために福島の人を差別するなんてのは、言わばただの八つ当たりです。八つ当たりしたいだけなら、ぜひ東電に当たり散らしてほしいです。あいつら元凶だし( ̄д ̄;

 でも当たり散らしているだけでは自分の身は守れませんよ。福島のものをすべて遠ざけたとしても意味がない。放射性物質はとっくに全国に拡散して、全国で通常より高い数値が検出されているわけですから。福島県民を差別する暇があるなら、まずは自分のまわりの空間線量を確実に把握すること、子供の通園通学、親の通勤経路の線量を把握することから始めてはいかがでしょうね。

 「フクシマの小規模な現実」で書いたように、ガイガーカウンターは福島県内の自治体やスーパーなどでも貸しだしてくれます。購入するのもいいですが、管理人としては、借りたほうがいいような気がしていますがいかがでしょう。だって貸してくれるところで購入する製品は、けっこう高そうだしw

 たとえば鉄腕Dash!でDash村に入るときに使用している製品は、デカくて性能がよさそうですよね。数値が高いせいもあるのでしょうけど、わりと早く測定できるし。

 家庭用のエアカウンターを買った方が、使い勝手をブログに載せたりしてくれていますが(エアカウンターでググるとごっそりヒットします)測定にけっこう時間がかかったり、数値にばらつきがあったりと、素人ではなかなか判断しにくいところがあるみたいです。それに、個人で買うとなればそんなに高いの買えないしね(^^;

 ああ言うの見てると、個人で買って毎日毎晩そこいら中測って不安になるより、定期的に借りてきて測って記録する方が、精神衛生上もいいような気がします。まあそのあたりはもちろん個人の考え方ですから、それが正しいとか言う気はさらさらありませんが。ヨドバシでも売ってるし、お手軽に買ってマメに測って記録するってのも一つの方法。

 買った方は、まず自分の家とか庭とか測ると思うんだけど、測ってほっとしたり怖がったりするだけでは意味がない。せっかくお金を出したのだから使い倒して役立てないと。

 まずは記録!

 測定ポイントとしては、通勤通学の経路、自分達がよく行くスーパーやデパートなどの、生活圏。何月何日何時に測ったかまで記録することをおすすめ。

 そこでもしもあんまり高いようなら、自治体に頼んで何とかしてもらうと言うことも考えなくてはいけませんから。ただ、ガイガーカウンターとかサーベイメーターとか名前はいろいろあれど、これって結局は空間線量を測るものなんですよね。ネットで調べると、「エアカウンター」というのはだいたい家庭向けの製品につけられている名前のようです。サーベイメーターとかガイガーカウンターってのは業務用、みたいな括りで分けられているようですね。もちろん製品ごとに測り方や測れる範囲などいろいろ違いはありますけどね。

 内部被曝を確かめたいなら「ホールボディカウンター」という専用機械で検査しなければならないので、病院や地方自治体に問い合わせるしかなさそうです。

 あとは、水と食べ物。最近は安価なウォーターサーバーの契約があるので、そう言うのを利用するのがいいかなと思います。ただ、飲み水はともかく、水道水に含まれる放射性物質の数値が不検出のところなら、お風呂やトイレは気にしなくていいと思います。いくら何でもトイレにウォーターサーバーの水はもったいなさ過ぎよね(^^;

 ちなみに井戸水を使っている方、福島県の場合だと、各市町村の担当課に家の井戸水を持ち込むと、各方部の保健所経由で水の中の放射性物質を検査してくれます。詳しいことは福島県のホームページか、お住まいの自治体のホームページでご確認くださいませ。
http://wwwcms.pref.fukushima.jp/

 で、食べ物。食品に含まれる放射性物質も専用の機械が必要なので、個人レベルで調べるのは無理かと(^^;

 線量チェック済の安心なものを届けてくれるという通販システムがいくつかあるので、ご紹介

 オイシックスhttp://www.oisix.com/
 生活クラブ http://www.seikatsuclub.coop/
 らでぃっしゅぼーやhttp://www.radishbo-ya.co.jp/
 パルシステムhttp://www.pal-system.co.jp/syouhin/

 こんなもんかな、代表的なのは。検索すれば他にも出てくると思います。それぞれのサイトで、どんな検査をやっているのかをいろいろ書いてありますから、そこを読んで信頼できそうなところに注文するのがよさそうですね。

 ここの管理人は水以外はやってないんですが、それは単に、普通にスーパーで買う野菜が、ほとんど地元産でないからです。地域の線量は、近くに学校があるのでそこを参考にしています。ただ、線量計も借りて返すのが面倒な気もするので、1本くらいあってもいいかなとか考えていたり(^^;

 一家に一台線量計

 まったく物騒な時代になったものですが、この地で生きていく限りは放射能とは一生のおつきあい。突然現れた奇妙な隣人としか言いようのない連中ですが、うまくつきあっていくしかなさそうです( ̄д ̄;

  

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この記事へのコメント

2012年05月05日 08:54
accessさん20周年なのにどこのブログもさびしいね。盛り上がらんなあ。
さっちゃん@管理人
2012年05月05日 19:34
Tさん、いらっしゃいませ♪
いやまったくすんません(^^;ゞ

最近はリアルのほうでもいろいろと忙しくて他のブログに遊びにも行けてないのですが、そうなんですか(^^;

まあミニクラのレポ記事などはいろいろとあがっているのではないかと思うのですが、夏のツァーまでちょっと間があいてますしねぇ。hiroちゃんの方もすっかり静かでw

夏に向かってまたなんか書きたいと思います
LAW
2012年05月29日 01:37
お住まいの地域の線量が低いのは幸いでしたね。だいたいどれくらい(μ㏜/h)ですか?
でも線量が上がる時もありませんか?例えば雨が降った日とか(フォールアウトと言いますよね)。
そんな場合、雨に混ざって服や靴などに放射能が付く可能性もあると思うんですが、どう対処していますか?
これから梅雨の時期ですし、まぁ今更なんですけどね。
さっちゃん@管理人
2012年05月29日 23:59
☆LAWさん
我家の近くにある中学校での測定値だと、地上1メートルで0.14くらい、隣にある小学校だと地上50㎝で0.23前後です。なので、かなり低い方だと思います。
雨が降るとあがるという話はありますが、空間線量を考えれば、服に付いたとしてもそれで飛んでもない被曝をすることは考えにくいので、気にしないことにしています。田舎はほとんど車なので、あんまり雨に濡れた状態で歩くと言うことがありません。まあ出来るだけ雨には当たらないように傘をさして歩く程度です。
記事内にも書いたように、ここで暮らしていく限りはうまくつきあっていくしかないものですから、この先の人生全部放射能に振り回されて生きていく気はありません。私は年も年ですから、この先何十年かしてたとえばガンになったとしても、それが放射能のせいなのか生活習慣のせいなのかなんてわかりませんからね(^^;
何があろうとなかろうと死ぬときゃ死にますから、それまでは楽しく明るく人生を過ごしていく予定ですw