行うは難し~原発ゼロへの道~

 こんにちは

 こんなニュースが出てました

脱原発:64自治体「首長会議」が「原発ゼロ」決議- 毎日jp(毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/news/20120429k0000m040064000c.html

 けっこう参加している首長が多いなと思いました。少し前に、原発のある町の首長選では「脱原発」を訴えて大敗した候補者がいましたね。その理由は、原発のある町にとって、それがなければ仕事がない、確かに不安だがなくされては困るという、住民達の本音が大きく現れた選挙だったのではないかなと思います。確かに、お金は大事です。なきゃ暮らしていけないんだから、きれい事だけではすまない。それは理解できるので、その町の住民の皆さんを非難する意図は一切ありません。

 で、原発ゼロ、ですよ

 とうとうとまった泊原発。シャレじゃないです(^^;

 北海道の泊原発が停止して、国内の稼働原発がゼロになりましたね。

 しかし、原発というものは、そこにある限り危険を伴うもの。稼働していなくたって、去年の震災のような地震が起きて全電源が喪失と言うことになった場合、あっという間に温度は上昇していくわけです。しかも、今どこの原発も津波対策がどうのという議論は続けられていますが、万一全電源喪失となった場合でも、外部から非常用の電源を繋いで原子炉の冷却を続けるために電源車などを用意するという話はどこに言っているのでしょう。確か震災から少し過ぎた頃に、全国の原発に対して「全電源喪失に備えて外部の電源を確保しろ」的なお達しだか勧告だか、そんな通達をしたとか言う話を新聞で読みましたが、全国の原発の回答は「すぐには無理」

 それでもいくつかの原発はそれらしいものを用意したらしいけど、とてもとても原子炉を冷却できるような力なんてない、貧弱な電源しか用意してないとか、そんな話も新聞で読みました。ここで管理人が言う新聞とは、地元の新聞の話ね。多分中央紙にはそんな話まったくでてないと思うけど。

 要は「津波かぶろうが建て屋が吹っ飛ぼうが、電源を確保して原子炉の冷却を続けられればOK」なわけなんですが、お金のかかる話ですからねぇ( ̄д ̄;

 まあそんな危険な原発なんてなくしてしまえ、その考えは理解できるし、反対はしません。安定した代替エネルギーを確保できて、原発が要らなくなるならそれはそれでいいんですが、国内で停止中の原発50基、法的には廃止となったものの、未だ解体どころか放射性物質の拡散を止めることすら出来ていない福島第一原発4基。

 これ全部解体するためにどれだけの人出が必要なのか、この首長さん達は理解しているんだろうか。前回の記事にも書いたけど、これマジでやろうとしたら、まず人の確保だけで大変ですよ。さらにその54基分の燃料、つまり超超超高濃度の放射性廃棄物、どこに捨てるんだよ( ̄д ̄;

 人の確保だけでも100年じゃ足りないよね。それなりの知識と技術を持った人を確保してその人達の身の安全を保証しなければ、まず話を進めることは出来ない。200年がいいとこかねぇ。
原発ゼロをエネルギー計画に盛り込ませようとするなら、それなりの案も考えておいたほうがいいんじゃないのかなあ。もちろん首長さん達が実際に原発解体計画を作って実行するとか言うわけじゃないけど、自治体の長が集まって政府に働きかけようって言うなら、政府の連中が言い抜けできないようにちゃんと調べて交渉しないとね。

 ところで、この記事を書くためにネットをうろうろしていたら、こんな記事も見つけました。

<関西電力>オール電化住宅なお促進(毎日新聞) - Y!ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120505-00000014-mai-bus_all

 関電が、未だにオール電化を推進していると言う事実。東電はさすがに事故後はオール電化推進してないよ。東北電力でもCMぴたりとやめたしね。電力不足だっていうのにこれからも推進する気でいるって言うのが怖いなあ(^^;
 関電管内で家建てる人、ちょっと考えた方がいいんじゃないかなあって気がします( ̄д ̄;

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この記事へのコメント

通りすがり
2012年05月06日 13:28
何年かかってもやるしかないです。今回のケースがこれで済んでまだ良かったと捕らえられるか否か。仮にこれが東北でなく中心部なら。もっと深刻な事になっいてたら。もっともっと想像力を膨らませてください。想定外で国が滅びる事も無くはないのです。
さっちゃん@管理人
2012年05月06日 14:55
☆通りすがりさん
 何年かかってもやるしかないというのは同意ですが、「これですんでまだよかった」とは思いません。この状況を目の当たりにして、「よかった」と言える部分などないですよ。
 私達は被災地と呼ばれるその場所にすんで、放射能と向き合って暮らしていくしかない状態にあります。「東北ではなく中心部だったら」どうなっていると言うことでしょうか。東北だから、そこにいない自分達には関係ないからまだよかったということでしょうか?
 想像力を膨らませるまでもなく、私達を取り巻く状況は、充分重く、苦しいものです。孫子の代までかかってもこの大地が元に戻ることはないでしょう。でもそれでもやるしかないという現状に、想像力など入り込む余地はありません。